山小全校児童が参加!もちつき体験会を実施

2月8日、山崎小学校の体育館にて「もちつき体験会」を開催いたしました。今回は校長先生が提案された企画に、PTA の目指す「子どもの体験・体感を促す活動」という理念が合致し、PTA と学校が一丸となって実施できたことをご報告いたします。

開催の背景

目的
近年では臼と杵を使って餅をつく機会が減っています。そこで、子どもたちに「もち米がどのように餅へ変わっていくのか」を五感で体験させたいという想いから、このイベントを企画しました。

準備
12月に骨子がまとまり、1月には用具やもち米、児童に配布する用の既製品の餅を確保。前日にもち米を水に浸すなど、十分な下準備を行いました。

当日の様子

早朝からの準備
早朝5時30分より、南子連(南部地区子ども会育成連絡協議会)の皆さまとともに、釜に薪をくべて餅米を炊く準備を始めました。PTA 会長としても早朝から参加し、「子どもたちのためにご協力いただきありがとうございます」と皆さまにご挨拶しました。

学年ごとのもちつき
3年生と4年生、2年生と5年生、1年生と6年生のペアで3部に分けて実施しました。上級生が下級生をサポートする姿が多く見られ、学年を超えた交流が自然に生まれたことが印象的でした。

子どもたちの反応

子どもたちは杵を振り下ろすたびに大盛り上がりで、会場は笑顔にあふれていました。協力いただいた大人たちにも積極的に「ありがとうございました!」と感謝を伝えていて、こちらの方が思わず嬉しくなりました。

ついた餅について

時間的・安全面の都合上、今回ついた餅を児童が食べる、または持ち帰ることはかないませんでした。そこで、既製品の餅を全児童に配布し、「餅をついた」という記憶とともに家庭でもお餅を楽しんでもらうかたちとしました。
ついた餅は、ご協力いただいた方たちに、きなこやしょうゆ、おしるこなどで美味しく召し上がっていただきました。

今後の課題・次回に向けて

ついた餅の配布や試食
時間的な余裕や安全対策を見直せば、ついた餅を児童がその場で食べたり持ち帰ったりできる可能性もあると感じました。今後、実施の際はぜひ検討してみたいと思います。

もちつき経験率
意外にも、児童の4分の1~3分の1ほどがすでにもちつきを経験していることが分かりました。地域によってはまだまだ伝統行事が受け継がれていると実感する機会ともなりました。

ご協力への感謝

今回のもちつき体験会は、南子連の皆さまや、道具を無償提供してくださった近隣の方々(市議会議員の方含む)、そして PTA 会員の皆さまのサポートなしには成し得ませんでした。心より御礼申し上げます。イベント後には打ち上げも開催し、南子連の方々と親睦を深められたことも大変有意義でした。

投稿者 [会長] 常盤