普通教室のカーテンが新しくなりました — 臨時総会 (書面決議) の経緯・決議結果・施工のご報告

令和8年3月2日に実施いたしました臨時総会 (書面決議) について、議案の背景から決議結果、そして実際の施工の様子まで、ひとつの記事にまとめてご報告いたします。


なぜ、臨時総会を開いたのか

1. 積立金の使いみちを、学校と真剣に考えた

山崎小学校PTAでは、長年にわたり「周年記念積立金」「文化教養積立金」という2種類の積立金を積み上げてきました。その使いみちを改めて見直すにあたり、PTAだけで判断するのではなく、学校側と十分に協議を重ねました。備品、修繕、体験活動など複数の選択肢を検討した結果、「今すぐ改善でき、全児童に恩恵があり、安全面でも急務である」という観点から、普通教室のカーテン新調が最優先と判断しました。

2. 現在のカーテンには、防炎性能がなかった

普通教室の既存カーテンは、破れや汚れによる老朽化に加え、防炎加工が施されていないものでした。万が一、教室内で火災が発生した場合、防炎カーテンと比べて延焼リスクが格段に高くなります。子どもたちが毎日過ごす空間として、この状態を放置することはできないと判断しました。

今回新調したカーテン (リリカラ オーダーカーテン) は防炎ラベル取得済みであり、安全性の面でも大きな改善となります。

3. 「今の子どもたちのために」 — 積立金の問題

コロナ禍で活動が制限されたことにより、文化教養積立金は約66万円という多額の残高になっていました。また、将来の式典のために積み上げてきた周年記念積立金も、本来は公費で賄われるべき性格のものです。毎年役員が入れ替わるPTAにおいて、使途の曖昧な積立金を引き継ぎ続けることは、管理負担と会計の不透明さにつながります。

4. 持続可能なPTAへ — これまでの働きかけと、今できる最大限のこと

「学校設備はPTA会費で補填すべきではない」「公費と私費の役割を明確にすべきだ」という問題は、現会長 (常盤) が就任した令和6年度から、山崎小PTAとして正面から向き合ってきた課題です。就任以来、市P連 (野田市立小中学校PTA連絡協議会) に対して「公費・私費の役割分担の明確化を野田市に求めるよう」強く要望する文書を提出するなど、上位団体を通じた行政への働きかけを継続的に行ってきました。

しかし、こうした構造的な変化はすぐに起きるものではありません。その一方で、子どもたちの環境は今この瞬間も劣化し続けています。「変化を待ちながら、今できる最大限のことをする」という判断のもと、今回の臨時総会の開催に踏み切りました。今回の決議は、単なる支出の承認ではなく、持続可能なPTA組織を確立するための第一歩でもあります。


議案の概要

議案第1号: 普通教室カーテンの新調および積立金の取崩し承認

対象普通教室 全16教室
カーテン仕様リリカラ オーダーカーテン・防炎ラベル取得・ウォッシャブル
総費用607,200円 (税込・施工費込)
施工業者教育企画 (野田市内業者、複数社から見積もりを取得・比較のうえ選定)
財源周年記念積立金 432,831円 (全額) + 文化教養積立金 174,369円

議案第2号: 積立金制度の段階的廃止と単年度会計移行への基本方針の承認

その年に集めた会費は、その年の子どもたちのために使い切る「単年度会計」を基本方針とします。カーテン新調後に残る文化教養積立金 (約48万円) は、今後数年かけて子どもたちの芸術鑑賞・体験活動の補助として計画的に活用し、残高をゼロにします。

詳細は、添付の総会資料 PDF をご参照ください。


決議結果

回答期限 (令和8年3月6日 23:59) までに157名の会員の皆様からご回答をいただきました。期限までにご回答のなかった156名の会員様については、PTA規約および事前のご案内に基づき「承認および議決権の委任」として集計しております。

議案賛成 (委任含む)反対無効結果
第1号: カーテン新調・積立金取崩し311名1名1名可決
第2号: 積立金廃止・単年度会計移行310名2名1名可決

(会員総数 313名)

いずれの議案も、反対が会員総数の過半数に達しなかったため、原案通り可決されました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。寄せられたご意見への回答を含む詳細は、添付の結果報告 PDF をご覧ください。


施工の様子

3月下旬から春休みにかけて、教育企画さんによる施工が行われました。

防炎ラベル付きの明るいグリーンのカーテンが、16教室すべてに取り付けられました。新学期、子どもたちが安全で明るい教室でスタートを切れることを、役員一同うれしく思っています。


これからのPTAへ

今回の決議は、山崎小PTAにとって大きな転換点です。会費は「今の子どもたちのために、その年のうちに使い切る」。このシンプルな原則を徹底することで、より透明で、誰もが参加しやすく、持続可能なPTAを目指してまいります。公費・私費の役割分担については、引き続き上位団体・行政への働きかけを続けていきます。

投稿者 [会長] 常盤